限定流通ブランド「ろまんシリーズ」のこちら。
奈良県唯一の酒造好適米「露葉風」を100%使用して醸されています。
【SAKE COMPETITION 2019 純米酒部門GOLD受賞】
味わいの考察
なにをもって「辛口」なのかという論争は、ここでは置いておきますが、、、辛口好きの人も、そうでない人も、おそらく「おいしい」と感じると思います。
香りは穏やかで食中でも邪魔しません。
口に含むと瞬時にサッと旨味が広がり、すぐに消えていくシャープな印象。
スッキリしていますが、きちんと旨味があります。
飲み込むとき、最後に喉あたりに残るわずかな刺激が、「辛口」を感じさせます。かと言ってエタノールのような、いやなアルコール感は全くありません。
日本酒バーで……
僕が店主を務める日本酒バーでのお話。「辛口のお酒ください」と頼まれたときにお出ししても、
「辛口で、おいしいな〜」と言われます。
「日本酒ほとんど飲んだことなくて、苦手なんです。そんな私でも飲める日本酒ありますか?」と聞かれたときにお出ししても、
「これなら飲めます!」と言われます。
いやなアルコール感(アルコール臭)がせず、すっきりとキレがいいところが、辛口好きの人にとっても、そうでない人にとっても、おいしいと感じるポイントだと思います。
作家の感想
みむろ杉の日本酒は何種類も飲んでいますが、こちらは、これからの「みむろ杉」を象徴する代表的な作品になるのではないかと思っています。だいたいの日本酒はターゲット層が決まっていて、そのどこかに寄せるように造られているのですが、これは言うならば、ど真ん中のストレート。
辛口好きも、そうでない人も、昔からのファンも、最近のファンも、そしてこれからのファンも……みんなに好まれるような、バランスのいい味わいで飲む人を魅了します。
つまりだれもが「おいしい」と言う、すばらしい日本酒です。
ストライクゾーンを外すことは、まずないので、プレゼントにも最適だと思います。
※甘口好きの人にプレゼントされる際は、気をつけて!
例:「『辛口』と書いていますが、(甘口好きの○○さんにも)おいしく感じていただけると思うので、是非飲んでみてください」と言葉を添えて贈るようにすると、とても丁寧ですね!
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